この記事では「夜だけ使うおむつがもったいない!」と思う私が実践した、夜のオムツを卒業するための考え方やコツをまとめています。
- 夜だけおむつを使っているけど、朝汚れてないし、もったいない
- 昼間はおむつが外れたけど、夜のおむつはいつやめられるんだろう?
- 夜だけおむつそろそろ卒業したい
- 夜のおむつが外れるサインってあるのかな?
- 夜のおむつ外しの適切なタイミングが知りたい
- おむつを卒業した後のおねしょ対策についての情報を探している
こんな悩みを解決できる内容になっています。
本文では、4才の娘の夜のおむつ卒業に成功したわたしが実際調べて参考にした、
- 夜のおむつはいつまで使うのか?
- 夜のおむつを外すための見極めサイン
- 親として心がけるポイント
- 夜のおむつ外しのコツ
さらには、おむつを外した後の対策まで、具体的で実践的な方法やコツを紹介しています。
記事を読み終えることで、夜のおむつを卒業する準備ができているか判断するための知識と、その過程をスムーズに進めるためのコツを得ることができます!
夜のおむつ、もったいないしそろそろ卒業かな?と少しでも思ったら、読み進めてぜひ参考にしてみてくださいね。
夜のおむつはいつまで?
結論からいうと、夜のおむつをいつまで使うかは、子どもによって違います。
これは、子どもたちがそれぞれ違ったペースで成長するからです。
調べてみると、子供が夜間におねしょをするのは実はかなり普通の現象なんだそう。
小さな子どもたちのおしっこをためる能力はまだ発達途中。
特に夜、おしっこを減らす助けをするホルモンの分泌がまだ充分ではありません。
だから子供が夜間、寝ている間におねしょをしてしまうことは珍しいことではないのです。
私たち大人は夜中にトイレに行きたくなると目が覚めますが、子どもたちは深い眠りを優先します。
だから、気づかずにおねしょをしてしまう。
でも、大きくなるにつれて膀胱もしっかりと発達し、必要なホルモンもちゃんと分泌されるようになるので、おねしょの回数は自然と減っていくんだとか。
子どもの成長は一人ひとり違います。
3歳や4歳でおねしょがぐんと減る子もいれば、10歳ごろまで続く子もいます。
私たち親ができるのは、子供が自分のペースで成長していくのを温かく見守ること。
そうすれば、いずれ夜のおむつは卒業できるのです。
では、成長を見守りつつ、どのタイミングでおむつを外す準備に取り掛かればいいのか?
次に夜のおむつ外しを始めるタイミングをまとめました。
夜のおむつを外すタイミング3つのサイン
子どものトイレトレーニングを進める中で、夜のおむつを外すタイミングを見極めることは大切です。
昼間のトイレトレーニングを進めつつ、夜のオムツはずれの準備ができているのかを見逃さないようにしましょう。
夜のおむつを外すタイミングの主なサインは以下の通りです。
- おしっこの間隔が長くなる
- 朝起きた時におむつが乾いている
- 夜中にトイレに行きたいと言い出す
これらのサインについて、それぞれ詳しく解説していきますね。
①おしっこの間隔が長くなる
おしっこの間隔が長くなるのは、膀胱の容量が大きくなり、より長時間尿をためておけるようになった証拠です。
この成長は、夜間のおむつを外す適切なタイミングが近づいているということ。
具体的には、以下のような状況が考えられます。
- 日中、長時間トイレに行かずに過ごせる
- 一度に出る尿の量が増える
- おしっこを我慢できる時間が長くなる
子どもの成長を感じながら、夜のオムツ卒業に向けてしっかりサポートしていきましょう。
②朝起きた時におむつが乾いている
子どもが朝起きたときにおむつが乾いているのは、夜間の排尿をコントロールできている証拠です。
この成長は、夜間のおむつを外す時期に来ている大きなサイン。
実際に、朝までおむつが乾いている子は、以下のような特徴があります。
- 夜間に一度もおしっこをしない
- 深い眠りから覚めるとトイレに行く
- 日中のトイレトレーニングがうまくいっている
夜間のトイレトレーニングに自信を持ってチャレンジする時期がきているので、少しずつ夜のおむつ外しを進めていきましょう。
③夜中にトイレに行きたいと言い出す
子どもが夜中にトイレに行きたいと自ら言い出すようになったら、それは成長が進んでいる証拠。
もちろん、5歳くらいまでの乳幼児期では深い睡眠を優先するのでまだ難しいですが、夜間の排尿コントロールが向上しているということになります。
このような状況になると、以下のようなことが言えます。
- 睡眠中にも排尿の感覚を意識できるようになる
- 自分の体のサインを理解し、行動に移せる
- 夜間でもトイレに行く習慣が身につく
このタイミングでサポートし、自信を持たせてあげましょう。
これら3つのサインはあくまでも一例です。
すべてのサインがあるから必ず夜のおむつが卒業できるわけではないので、お子さんに合わせて夜のおむつ外しを進めていきましょう。
私の娘の例だと、
- 朝起きた時おむつが汚れていない
- おしっこの間隔が長くなる
この2つのサインで夜のおむつ外しに取り掛かりました。
いづれにしてもお子さんが今どの状態にいて、どんなサポートが必要かしっかりと見極めておむつ外しを進めるのが大切です。
親が心がけるべき夜のおむつ外し3つの心構え
夜のおむつ外しのタイミングはわかったけど、いざ失敗されると怒りたくなってしまいますよね。
ここでは親が心がけるべき夜のおむつ外しの心構えについて紹介します。
一番の心がけておきたいのは「夜のおむつを外すタイミングは、子どもによって異なる」ということ。
5歳だからもう夜のおむつは卒業ではなく、よそはよそ、うちはうち、という考えが大切です。
これを踏まえて、ここでは以下の3つの心構えを解説します。
- 焦らないで子どものペースに合わせる
- 失敗をしからずに励ましを続ける
- 子どもの自立を信じてサポートする
それぞれのポイントを詳しく見ていきましょう。
焦らないで子どものペースに合わせる
まずは、子どもが夜のおむつを外す準備ができているか、焦らずに見守ることが大切です。
先ほどもお伝えしたように、子どもの発達には個人差があります。
無理に進めると返ってストレスになってしまい、夜のおむつ外しが思うように行きません。
夜間のトイレトレーニングを始める目安には以下のようなサインがあります。
- おしっこの間隔が長くなる
- 日中のトイレトレーニングがほぼ完了している
- 朝、おむつが乾いていることが多い
このことから、子ども自身の準備ができている時を見極め、そのペースに合わせていくことが重要です。
また、親として根気強くサポートしてあげましょう。
失敗をしからずに励ましを続ける
夜のおむつを外す過程で、失敗は避けられません。
しかし、失敗をしかることなく、励ますことが子どもの自信に繋がります。
例えば、以下のような対応を心がけましょう。
- 失敗しても怒らず、次はうまくできるよう励ます
- 一歩進んだ行動を褒めて、自信を持たせる
- 夜のトイレトレーニングに対するポジティブなイメージを持たせる
失敗から学ぶことも多いので、ポジティブな声掛けを心がけていきましょう。
子どもの自立を信じてサポートする
子どもの自立を信じ、夜のおむつ外しに対するサポートを続けることが重要です。
子どもが自らトイレに行きたいと思うようになるには、親の信頼とサポートが不可欠!
具体的には、以下のようなサポートが考えられます。
- 夜寝る前に一緒にトイレに行く
- 子どもがトイレを使いたがるように環境を工夫する
また、子どもの成長を信じて、一緒に乗り越えていく姿勢も大切です。
子どものペースに合わせ、ポジティブなサポートを心がけることで、夜のおむつ外しはスムーズに進みます。
ぜひ、今回紹介した心構えを参考に夜のオムツ卒業に挑戦してみてください。
夜のおむつ外し成功への道!5つのコツはこれ!
夜のおむつ外しは、親子にとって一大プロジェクトです。
成功にはいくつかのコツがあり、それを押さえることでスムーズに進みます。
夜のおむつ外しに成功するため私が心がけた5つのコツは以下の通りです。
- 夕食後の水分摂取を控える
- 夕食から寝るまでの時間をあける
- 寝る前には必ずトイレに行く
- 朝起きたらすぐにトイレに行く習慣を
- おねしょ対策グッズを用意する
これらのコツを一つひとつ解説していきます。
①夕食後の水分摂取を控える
夜中におむつを外しても大丈夫なように、夕食後は必要最低限にしてなるべく水分摂取を控えましょう。
夜間の尿量を減らすことが、夜のおむつ外し成功への第一歩です。
以下のポイントを押さえておきましょう。
- 18時以降は水分摂取を控える
- 喉が渇いたら少量の水を
- 夜間は室温を適温に保つことで水分欲を抑える
これらの工夫で、夜のおむつ卒業に近づくことができます。
夕食後の水分控えは、シンプルですが効果的な方法の一つ。
いきなり禁止するのは良くないですが、徐々に実践していきましょう。
ただし、夏場は汗もかくので極端に水分を減らすのはNGです。
②夕食から寝るまでの時間をあける
夕食と寝る時間を空けることも大切です。
食後すぐに寝ると、消化活動中の身体が休まらず、トイレに行きたくなりやすくなります。
食事から寝るまで少なくとも2時間は空けると良いです。
時間をあける以外では以下のことも意識しておくと良いです。
- 食後は軽い運動を取り入れる
- 消化を促進するためにも、リラックスタイムを持つ
- 寝る前のリラックスタイムで、身体を休息モードに
この時間を設けることで、夜のおむつ外し成功に繋がります。
夜のおむつ外しにチャレンジするなら、ぜひ試してみてください。
③寝る前には必ずトイレに行く習慣を
寝る前のトイレタイムを習慣化しましょう。
この習慣は、夜中の尿意を減らし、おむつ外しを成功させるカギとなります。
また、寝る前のトイレタイムを習慣にすることで、安心して眠ることができるようになりますよ。
- 寝る前には必ずトイレへ
- トイレの後は、安心して眠れるように
- 子どもが自分でトイレに行けるように声かけを
子どもにとっても、大きな自信につながるでしょう。
お子さんが自信を持ってトイレに行けるよう、サポートしてあげてください。
④朝起きたらすぐにトイレに行く
朝起きたらすぐトイレに行く習慣をつけることも、夜のおむつ外しには欠かせません。
起床後すぐにトイレへ行くことで、夜間の尿意をコントロールしやすくなります。
この習慣をつけることで、夜中のトイレの回数が減少します。
- 起床後はすぐトイレへ
- 朝のトイレタイムをルーティンに
- 起床時のトイレで、一日のスタートを切る
朝のトイレ習慣は、一日のリズムを整える効果もあります。
子どもが自らトイレに行きたがるよう、励ましを忘れずに。
お子さんが自分でトイレに行けるようになると、おむつ外しも一歩前進しますよ。
⑤おねしょ対策グッズを用意する
夜のおむつ外しに挑戦する中で、おねしょ対策グッズの準備も大切です。
おねしょ対策グッズを準備することで、深夜、もしもの時にも焦ることなく安心です。
おねしょ対策には以下のようなグッズがおすすめです。
- 防水シーツ
- おねしょズボン
- トレーニングパッド
これらを用意しておくことで、おねしょをしてもすぐに対応できます。
万全の準備で、お子さんも安心して眠れるようにしましょう。
夜のおむつ外しは一朝一夕にはいかないかもしれませんが、コツを押さえることで確実に前進します。
お子さんの成長を信じて、一緒に頑張りましょう。
おねしょ対策で役立つ3つのアイテム
夜中におねしょをされてしまうと、うんざりしてしまいますよね。
おねしょ対策に役立つアイテムを準備しておくことで、安心して夜を過ごせるようになりますよ。
実際私がおねしょ対策に使っている3つのアイテムは以下の通りです。
- 防水シーツ
- おねしょズボン
- トレーニングパッド
防水シーツ
防水シーツは、おねしょをしてもベッドを濡らさないため非常に役立ちます。
素材が水を通さないので、シーツの下に敷くだけで安心。
1枚だけではなく、数枚用意しておくと良いですよ。
実際に、防水シーツは以下のような人におすすめです。
- 夜間におねしょを心配して眠れないお子さん
- おねしょ後のベッドメイキングが大変なご家庭
- 清潔で快適な睡眠環境を保ちたい方
また、洗濯が簡単で再利用可能なものを選ぶと、経済的です。
一度使ってみると、その便利さに驚くはずです。
サイズが豊富な防水シーツを探しているなら⇩
速攻乾かしたい!という方には⇩のシーツがおすすめ!
おねしょズボン
おねしょズボンは、夜中のおねしょ対策に特化したアイテムです。
吸水性が高く、外に漏れる心配が少ないため、お子さんも安心して眠れますよ。
実際に、おねしょズボンは以下のような人におすすめです。
- おねしょで下着やパジャマをよく濡らしてしまう
- 布団やシーツが汚れるのを最小限にしたい
- お子さん自身が布団のおねしょを気にしている場合
これらのお悩みを持つ方には、おねしょズボンが解決策になります!
楽天でほかのおねしょズボンを見る >>【楽天市場】おねしょズボンランキング
おねしょズボンはどこで買うのがいい?
通販サイトでも西松屋でも売っているおねしょズボン。
できるだけ安いほうがいいけれど、おしっこが漏れてしまっては役に立ちません。
ネット通販と西松屋とどう違うのか?実際に買って比べてみました。
以下がネット通販で買ったおねしょズボンと西松屋で買ったおねしょズボンです。
上/ネット通販・下/西松屋
西松屋のおねしょズボンは安いですが生地が薄め。
だから量が多いとおしっこが漏れる心配があります。
反対にネット通販で買ったおねしょズボンは生地がしっかりしていて漏れにくい感じ。
丈の長さも長いです。
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また、ボタンをとめるだけでゴムのサイズ調整が簡単にできるので、長く使えるし、体が小さくてズボンがズレてしまうことも少ないです。
私は夜のおむつ外しを始めた当初はネット通販で買ったおねしょズボンを使っていました。
そして、失敗することが少なくなってきたので、今は西松屋のズボンと併用して使っています。
洗い替えにどちらも2枚ずつくらい用意しておくと安心ですよ。
ネット通販と西松屋のおねしょズボンの違いをまとめて表にしました。
ネット通販 | 西松屋 | |
価格 | 1,500~2,000円くらい | 1,000~1500円くらい |
厚さ | 厚め | 薄め |
乾きやすさ | 乾きにくい | 少し乾きにくい |
種類 | 多い
腹巻タイプやゴムタイプ(サイズ調整可)、 |
少ない
ウエストがゴムタイプのものが多い 丈やサイズの種類が少ない キャラクターデザインのものもある |
洗濯方法 | 洗濯機丸洗いOK(ネット使用)
乾燥機の使用はNG |
洗濯機丸洗いOK(ネット使用)
乾燥機の使用はNG |
さらに、子どもがお気に入りのデザインを選ぶと、自立心も育まれます。
娘のお気に入りはスカイのおねしょズボン!
安心感を与えつつ、もしもに備えておねしょ対策をしましょう。
トレーニングパッド
トレーニングパッドは、おねしょの量が多い時に役立つアイテムです。
日中おしっこの不快感を知るためのトレーニングパッドですが、じつは夜間でも有効。
おむつより安価で、装着も簡単です!
使い方は、普通の布のパンツを履いて、トレーニングパッドをつけて寝かせます。
その上におねしょズボンを履けば、大量のおしっこを吸ってくれるので、布団が汚れるのをだいぶ防いでくれますよ。
おねしょズボンと併用すればさらに効果的。
おむつではなくて布のパンツを使うのもポイントで、子供もお兄さんお姉さん気分になって自信もつきます。
実際に、トレーニングパッドは以下のような人におすすめです。
- 夜のおねしょの量が多い
- 防水シーツやおねしょズボンだけでは心配
- おねしょによる洗濯のストレスを減らしたい方
おねしょの量や回数が多いお子さんにはおねしょ専用の下記⇩がおすすめ!
おねしょの問題を根本から解決するためにも、試してみてはいかがでしょうか。
あなたのお子さんに合った方法を見つけてくださいね。
まとめ:夜のおむつ卒業は焦らず根気よく
今回は子どもの夜のおむつを外すタイミングとそのためのサイン、親が心がけるべきことを紹介するとともに、夜のおむつ外し成功へのコツ、おねしょ対策のアイテムについても紹介しました。
夜のおむつはいつまで使うべきかについて、以下の3つのサインが重要です。
- おしっこの間隔が長くなる
- 朝起きた時におむつが乾いている
- 夜中にトイレに行きたいと言い出す
お子さんが夜のおむつを外す準備ができているかどうか、上記のサインを参考に慎重に観察して夜のおむつ外しを進めましょう。
その際、私たち親は、子どものペースに合わせて焦らず、自立を信じてサポートするという心がけも忘れずに!
失敗してもしからず、励まし続けることで子どもは安心してトイレトレーニングに取り組む事ができます。
また、水分摂取を控えたり就寝や起床時にトイレに行く習慣をつけるのも大切です。
朝トイレに行けたらシールを貼るなど工夫して習慣づけたいですね!
子どもが夜のおむつを卒業する時期には個人差があります。
お子さんのサインに注意を払い、忍耐強くサポートしていくことが、夜のおむつ卒業へのカギ!
この記事を参考に、お子さんのトイレトレーニングを無理なく、効果的に進めていきましょう。