パナソニックの食器洗い乾燥機「NP-TZ300」と「NP-TA4」を比較しました。
「NP-TZ300」と「NP-TA4」の違いは主に以下の7つ!
- ナノイーX送風の有無
- 80℃すすぎ・低温ソフトの有無
- 汚れレベル
- 乾燥のみの設定時間
- AIエコナビの有無
- 自動ドアオープンの有無
- カラーバリエーション
上記の7つの違いから、
NP-TZ300がおすすめな方は、
高機能な食器洗い乾燥機が欲しい
NP-TA4がおすすめな方は、
シンプルな食器洗い乾燥機が欲しい
こんな方に最適です!
この記事では、NP-TZ300とNP-TA4の違いを具体的に解説しながら、どちらの機種が最適かをご紹介します。
共通の機能や特長もまとめていますので、参考になれば嬉しいです。
NP-TZ300とNP-TA4の違いを比較!パナソニック 食器洗い乾燥機
パナソニック食器洗い乾燥機NP-TZ300とNP-TA4の7つの違いは以下のです。
- ナノイーX送風の有無
- 80℃すすぎ・低温ソフトの有無
- 汚れレベル
- 乾燥のみの設定時間
- AIエコナビの有無
- 自動ドアオープンの有無
- カラーバリエーション
一つずつ見ていきましょう。
ナノイーX送風の有無
NP-TZ300にのみ搭載されている「ナノイーX」とは、水から生まれる小さな清潔イオンのことで、空気中の目に見えない汚れを抑制する効果があります。
ナノイーXを含んだ風で食洗機内のニオイを抑えて除菌し、焼き魚やカレーなどのニオイも抑制します。
洗浄後もナノイーX送風で庫内を清潔に保ち、食洗機で洗えない食器も安全に保管できるのも特徴の1つです。
ナノイーX送風運転の効果で、8時間後の菌の減少率が約99%という結果も出ています。
ナノイーX搭載のNP-TZ300なら庫内を清潔に保ち続けるので、食器が入れっぱなしになっていても安心ですね!
80℃すすぎ・低温ソフトの有無
80℃すすぎと低温ソフトも、NP-TZ300のみ搭載されている機能です。
80℃すすぎとは、食器洗浄の仕上がりにおいて、最終すすぎの温度が80℃になる機能のこと。
熱に弱い食器を洗いたいときは、低温ソフトも選べます。(耐熱温度60℃以上のプラスチック製の食器など)
汚れレベルの違い
NP-TZ300 | NP-TA4 | |
調理器具や油汚れが多い | 汚れレベル5 | 汚れレベル3 |
念入りに洗いたい | 汚れレベル4 | - |
食後すぐに洗いたい | 汚れレベル3 | 汚れレベル2 |
汚れが少ない | 汚れレベル2 | 汚れレベル1 |
つけ置き洗い・水洗い後 | 汚れレベル1 | スピーディ |
NP-TZ300のほうが汚れレベルが細かく設定できるので、使い分ければより節水できますね。
乾燥のみの設定時間の違い
NP-TZ300とNP-TA4の、乾燥のみを選択する際の設定時間の違いを表にまとめています。
NP-TZ300 | NP-TA4 |
60分・90分(乾燥延長の場合) | 30分・45分・60分 |
NP-TA4は乾燥時間が短く設定できるので、少量の食器のときも使いやすいです。
AIエコナビの有無
NP-TZ300のみ搭載されている「AIエコナビ」は、室温や水温に応じて自動で節約できる機能です。
水温・乾燥センサーが給水温度をチェック、さらに室温にあわせてヒーターの加熱時間を調整します。
AIエコナビ運転をONにすると、消費電力が約5%削減、運転時間は約4分短縮されたという結果もあります。
水温や乾燥する際のヒーターの温度を自動で調節してくれるので、消費電力を抑え、エコにつながりますね!
自動ドアオープンの有無
NP-TZ300はセンサーに触れるだけでドアが自動で開きます。
自動ドアオープンの場合は、ピピッと音が鳴るまでセンサーにタッチ。
両手に食器を持って運んでそのまま食洗機に入れられるのはとても便利ですよね!
カラーバリエーションの違い
- NP-TZ300:ホワイト(W)・シルバー(S)
- NP-TA4:ホワイト(W)
NP-TZ300は2色展開なので、キッチンの雰囲気によって選ぶことができます。
NP-TZ300とNP-TA4はどっちがオススメ?
NP-TZ300とNP-TA4は、いずれも2020年9月1日発売の機種です。
機能の違いから、どちらの食器洗い乾燥機がおすすめできるかまとめています。
NP-TZ300がオススメな方
NP-TZ300がオススメなのは、ナノイーX送風や80℃すすぎ、低温ソフト機能など、ハイグレードな食器洗い乾燥機を使いたい方です。
NP-TZ300は、清潔なイオンを発生させて洗浄・除菌するナノイーX送風など、機能が充実しています。
そのため、ハイグレードの食器洗い乾燥機を探している方にオススメですよ。
NP-TA4がオススメな方
NP-TA4は、操作や機能がシンプルな食器洗い乾燥機を使いたい方にオススメです。
NP-TA4は洗浄・除菌・乾燥の工程がシンプルなので、細かい機能は不要という方にオススメできます。
NP-TZ300とNP-TA4の機能や特長 パナソニック 食器洗い乾燥機
ここからはNP-TZ300とNP-TA4の共通の機能や特長をご紹介していきます。
共通する主な特徴は以下の5つです。
- ストリーム除菌洗浄
- ボトルホルダー搭載
- 1回分の水使用量
- 食器の収納力
- 簡単にお手入れ
一つずつ具体的に紹介していきますね。
食器を洗いながら除菌もできる
NP-TZ300とNP-TA4は、洗浄全コースに50℃以上の高圧水流で洗いながら除菌ができる「ストリーム除菌洗浄」機能が搭載されています。
食器を収納して、洗いからすすぎの工程にかけて高圧水流でしっかり洗浄・除菌。
除菌した後に、ヒーターによってしっかり乾燥させます。
カレー鍋やグリルなどのガンコな汚れでも、手洗いよりスッキリ洗い流せます。
洗いにくい水筒なども奥までしっかり洗浄
水筒のような長筒状の食器は、ボトルホルダーにセットすれば奥までしっかりと洗い流すことができます。
ボトルホルダーは、洗いたい食器の形状に合わせて調整可能で、スリムなコップも動かないように支えられます。
ボトルのパッキンなどの小物は「ちょこっとホルダー」に入れて紛失予防!
使用しないときは折りたたんで収納できるので、他の食器もすっきり収納可能です。
手洗いよりも水や光熱費を節約できるエコ運転
NP-TZ300とNP-TA4は、1回の水の使用量が約11L、手洗いのおよそ1/6の水量で洗うことができます(約5人分の食器)。
例えば、2Lのペットボトルでは約32本分もの節約になり、光熱費も抑えられます。
▼手洗いの場合
19.6円(水道)+28.4円(ガス)+4.9円(洗剤)=52.9円
▼食洗機使用の場合
2.9円(水道)+23.9円(電気)+3.6円=30.4円
数字で見ても食洗機を使用すると水道代が節約できることが分かります。
食器の収納もすっきり
大皿やフライパンなどの大きな食器も、工夫次第でぴったり収納、さらに洗いにくいすりおろし器や包丁も一緒に洗えます。
庫内のカゴは上下に分けられるので、上段にフライパンなどの丸いもの、下段にはお皿や小物を収納すると効率的です。
食器や調理器具の大きさの目安を、表にまとめていますので、参考にしてみてくださいね。
フライパン | 直径26cm以下 |
大皿 | 直径27cm以下 |
まな板 | 縦23cm・横43cm・厚み1.5cm |
鍋 | 高さ10cm以下 |
フィルターや庫内のお手入れが簡単
NP-TZ300とNP-TA4は、フィルターや庫内のお手入れ運転もできます。
残さいフィルターは取り外しできるので、ブラシ等で汚れを落として洗い流せます(週1回が目安)。
庫内のお手入れは、食洗機専用洗剤を入れて「汚れレベル5」または「お手入れコース」を選択して行います(月2~3回が目安)。
最後に、NP-TZ300とNP-TA4のスペックを表にまとめています。
NP-TZ300 | NP-TA4 | |
本体の大きさ(幅×奥行×高さmm) | 550×344(579)×598 | 550×344(579)×598 |
庫内容積 | 約50L | 約50L |
本体質量 | 約20kg | 約19kg |
運転時間(洗浄・乾燥) | 84分/79分 | 84分/79分 |
給水方式 | 分岐水栓 | 分岐水栓 |
消費電力量 | 770Wh | 770Wh |
価格帯(参考) | 105,902円税込(楽天) | 75,930円税込(楽天) |
NP-TZ300とNP-TA4の違いを比較!パナソニック 食器洗い乾燥機まとめ
パナソニック食器洗い乾燥機、NP-TZ300とNP-TA4の違いを比較し、共通の機能と特長をご紹介してきました。
主な違いは7つです。
- ナノイーX送風の有無
- 80℃すすぎ・低温ソフトの有無
- 汚れレベル
- 乾燥のみの設定時間
- AIエコナビの有無
- 自動ドアオープンの有無
- カラーバリエーションの違い
食洗機は「シンプルに使えれば良い」「高機能で食器洗いはできるだけ任せたい!」と目的はさまざま。
機能や特長、さらにライフスタイルに合わせて、どちらの機種が良いか迷ってしまいますね。
ぜひ、購入の参考にしてみてください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。