育児にも少しずつ慣れ、赤ちゃん中心の生活も落ち着いてきた頃にやってくる
「後追い」
ずっとギャン泣きだと虐待でもしているかと思われ、通報されてしまうのではと毎日ドキドキですよね。
そして、ママにとってはギャン泣きの我が子と1日中一緒なのは、かなりのストレスです。
生後9ヶ月頃のウチの娘と私もそうでした。
でもあることを始めたら、1週間足らずでどんどん落ち着いていったのです。
今回はそんな後追いに困っている方にタダでかんたんな対策をご紹介します。
かんたんなこの方法ならゆっくりトイレに行けるようになるかもしれませんよ。
赤ちゃんの 後追いとは?
後追いとは、赤ちゃんからママが離れたり、姿が見えなくなると泣いてママの後を追いかけることです。
後追いが激しい子もいれば、全くしない子もいて、そのレベルは様々です。
赤ちゃんの後追いはいつからいつまで?ピークはいつ?
後追いは個人差はあるものの、早いと生後6ヶ月頃から始まり、1歳半から2歳頃まで続く子が多いです。
そして、後追いのピークは生後9ヶ月頃から11ヶ月頃と言われています。
ウチの娘も生後8ヶ月後半から始まり、9ヶ月、10ヶ月と後追いがひどくなっていきました。
後追いはママがいなくなっても、消えたわけではない、すぐに戻ってくると理解できるようになると落ち着いてきます。
そして、
言葉が理解できるようになってくると収まってくると言われています。
赤ちゃんの後追いの原因は?
赤ちゃんはママの姿が見えなくなると、
「ママそのものがいなくなってしまった」
「ママが消えてしまった」と思ってしまいます。
突然、訳も分からずママがいなくなってなってしまっては、泣きながら追いかけるのも仕方がありませんよね。
後追いは人見知りなどのように対人面の成長によって起こる自然な成長の証です。
生後5,6ヶ月頃になると人見知りする赤ちゃんも出てきますよね。
そして7ヶ月頃になると記憶力や認知力が発達し、ママやパパは特別な存在だと認識します。
8,9ヶ月頃になり、心が発達してくると、ずっと一緒にいるママやパパとの信頼感や愛着がわきます。
自分にとって特別な存在だと認識できるようになると、人見知りが激しくなったり、後追いが始まると言われています。
赤ちゃんの後追いが激しい時の効果的な対策
赤ちゃんの激しい後追いの効果的な対策はズバリ!
「声をかけてから、そばを離れる」です。
こんな簡単なこと?
と、私も思いましたがウチの娘には効果がありました。
ポイントは
・離れるときは、目を見て、「〇〇ちゃん、今からママ、〇〇してくるね。すぐ戻るから待っててね。」などとこまめに声をかけます。
そして
・戻ってきたら、待ったいた事を褒めてあげます。
「ちゃんと待てたね」「えらいね」「ただいまー、すぐ帰ってきたでしょ~」と
ギュッと抱きしめてあげたり、ほっぺをすりすりして、大げさなくらい褒めます。
そうする照れくさそうにニコニコします(笑)
この方法はこちらを参考にさせて頂きました。↓
後追いが酷い息子が「ある方法」で泣かなくなった件 #育児の新発見
この方も後追いがしんどく、ダンナさんに相談したところ、この方法が効く!
と、言われたそうです。
(なんと頼もしい!ウチのダンナさんは「オレの方にこない」とスネていただけだったのに!)
効果を実感するまではどんな感じ?
生後8ヶ月後半頃から始まったウチの娘の後追い。
「トイレ」はもちろん、時にはそばに居てもギャン泣きでした。
抱っこやおんぶなど、ずっとぴったりくっついていればいいのですが、そんなわけにも行かずストレスはたまるばかりで、参っていました。
抱っこやおんぶをしてトイレに入ったり、おもちゃで遊んでいる束の間、ダッシュでトイレに行けば、いないのに気づかれてギャン泣き。
夫が家に帰ってからも、私でないとダメなことが次第に多くなり、
私が99%ワンオペ。
ストレスなのか原因不明の吐き気もでていました。
なんとか対策はないものかと調べて行き着いたのがこの
「目を見て、声をかけて、離れる」でした。
実践して1週間で効果が出てきた!
・声かけを始めて1日目
まずはトイレから試しました。
「〇〇(名前)、今からママ、トイレに行ってくるね。すぐ戻ってくるから、待っててね。」
と、目を見て言い聞かせ、トイレに行きました。
様子はギャン泣きではない感じで、半べそ程度。
もちろん戻ってきたら「〇〇、待っててくれたねー、すぐ戻ってきたでしょー」と褒めてあげました。
泣きそうになったら、「娘のもとに戻り、言い聞かせて離れる。」
そこからは何かするたびに、これを繰り返しました。
・声かけを始めて3日目
あんなに少しでも離れると泣いていたのに、近くにいれば全くギャン泣きはなくなりました。
姿が見えればほとんど泣かず、思い通りにならないと、たまに半べそくらいです。
・声かけを始めて1週間後
トイレは声をかければ、ほぼ普通に行けるようになりました。
「〇〇、ママちょっとトイレ行ってくるね、待っててー」と、
言うと、
まるで「はーい」と返事をしているかのように軽く手を上げて、答えてくれるようになりました。
たぶん「待っててね」を覚えて、ママはすぐ帰ってくると記憶できたから泣かなくなったのではないかと思います。
後追いが始まるまでの私は、どうせ赤ちゃんだから、ご飯・おむつ替え・お風呂・寝るくらいしか理解していないと思っていました。
でも、この対策を実践し、実はもっと前から私の話していることなどわかっていたんじゃないかと感じてきたのです。
お腹の中に約10ヶ月、そして生まれてから10ヶ月。約2年くらいすでに一緒に生活してきているのですから。
現在、娘の後追いは落ち着いてきていますが、私の行動はすべて娘に報告してから動きます。
行動以外にも「〇〇、ママお腹へってきたなー」「〇〇、パパ今日遅くなるって-」とか、いろんなことをお話します。
・娘1才1ヶ月!ほぼ自由にトイレに行ける!
娘が1才1ヶ月になった今は、普通にトイレに行けるようになりました。
もちろん、声はかけていきますが、泣きません!
自由にさせていると、トイレの前までついてきますが、「待ってて」と、言えば待っていてくれます。
長い道のりでした…笑
子育てセンターで聞いた「いい子に育つ」ポイント
ちなみに、以前、子育てセンターでコレをすると「いい子に育つよ!」
と聞いた事を思い出し、現在も実践しています。
それは、何かをする時
名前を言ってあげて、〇〇するよー言うといい子に育つと言うのです!
「〇〇ちゃーん、今からオムツ変えるよー」
「〇〇ちゃーん、今からお出かけするよー」
「〇〇ちゃーん、ご飯食べようねー」
今回試した対策とほぼ一緒!
あたり前の事のようですが、なかなかできていない事でした。
後追いもほぼ卒業
いかがでしたか?
いくら成長の証と言われても、毎日ギャンギャン泣かれると、ママのほうまで泣きたくなってしまいますよね。
ちなみに上記の対策が効かない子もいるようです。その子には、
「お気に入りの歌を歌ってあげると泣き止んだ」と、いう方もいました。
赤ちゃんよって効果は様々のようです。
後追いはある時突然始まり、いつの間にか終わってしまうものです。期間限定のことなので家事は少し手抜きをして、とことん一緒にいてあげるのもいいかもしれませんね。